こちらは夜野カラスの個人運営ページです。
不定期に創作絵や漫画を載せています。ページ内は上から下へ読み進めて行ってください。
なお、現在執筆中の小説「学校の怪談探偵(仮)」のみ1番下へ配置しています
【取り扱いしてるもの】
オリジナル作品(絵、小説、漫画、ドット絵、落書きetc)、たまにスマホゲームのこと、雑記
オリジナルにはホラー要素が含まれます
⚠️また当ページ内の一部背景画像をのぞいて文章・画像などの無断転載は禁止です
追記(2019 5/6)
ドット絵のお仕事を探しています(現在無職のため)
どんなに小さなものでもいいので、依頼してくださる方は下の私のメールアドレスまでご連絡をお願いします
yuukosheep74@icloud.com
キマイラ(ライトノベル) 簡易設定
上画像作成…https://charat.me/
レア度:
★~★★★★★
レア度を示す星が多いほど、強い個体を表す。キマイラとしても優秀。
☆キマイラ化の進行
•月の満ち欠けに合わせてキマイラ細胞および遺伝子が活性化する期間があり、肉体を変化させる個体もいる
主人公(15)
キマイラランク -
•主人公。中学生
妹思いの優しい兄。キマイラランクも遺伝子も持たない一般人。妹を通して“キマイラの世界”に少しずつ触れてゆく
主人公の妹(10)
ランク ★
キマイラ遺伝子:ネコ
•主人公の妹。幼いわりにしっかりした言動と態度をしている。自分にキマイラ遺伝子があることを本人はまだ知らない
ヤクザ風の男(45)
キマイラランク ★★★
•ジム通いで常に体の鍛錬を怠らないため、かなりの筋肉質体型
•長めの白髪にべっこう縁の眼鏡の似合う男。片目が義眼
•所持するキマイラ遺伝子:オオカミ
トラ
ワシ
キマイラ対策本部(C機関)
キマイラ遺伝子を持つ人間を極秘に調査・必要に応じて殲滅している機関。キマイラの天敵
キマイラ
序章/不夜城のキマイラたち
全く鬱陶(うっとう)しい奴等だ。
鮮やかなネオンや照明の照らす商店街の中を疾走しながら呉(くれ)は内心舌打した。
着ている黒地に細い縦縞のスーツの上着の裾が風にはためき、胸元や腰にかけて刻まれた刺青(いれずみ)があらわになるが気にしてはいられない。背後からC機関の制服を着た男女が口々に何かを叫びあい、執拗に呉を追いかけてくる。
(畜生。俺は一体どこでミスった)
呉はぎり、と歯を噛み締める。ずっと走っているせいか、息が少し荒い。こんな奴らキマイラの能力さえ使えれば……一瞬で片付けてやるのに。
ただ逃げ続けることしかできない自分が歯がゆい。だが、人目のある場所ではキマイラの力は使わないという誓いを自らに立てている。だから逃げている
キマイラ序章❸
ーー僕らの住むその街は、夜に支配されていた。街の空は常に深い紫がかったような色で、時おり塔のように聳(そび)え立つ高層ビルの屋上から月が顔を出す。
不夜城。
前にどこかで聞いたそんな言葉がぴったりだと思う。夜が明けない街は実に非現実的で、幻のようだった。
窓の外に淡く輝く月が見える日には5歳違いの妹の蓮(れん)と一緒に暮らしているアパートの部屋のベランダに出て二人で眺める
夜空に浮かぶ月は儚(はかな)げで、手で触れれば崩れ落ちてしまいそうに見えた。
キマイラ序章❸
「ねえねえお兄ちゃん。こんやのお月さま、キレイだねえ」
僕の隣から夜空を見上げていた華がうっとりとした声でそう言う。
「…ピンク色しててすごくキレイ。わたしの好きなイチゴみたい」
華の素直な感想はもっともだと思う。今日の空に浮かぶ月は鮮やかなほどにピンク色をしていた。ストロベリームーンというのだったか。まん丸に膨らんだ月のかたちが満月であることを示している。
「うん、ほんとだ。綺麗なピンク色だね華」「町中に花が咲いたみたいに見えるよ」
僕は華の言葉に合わせてそう言ってみた。霧ヶ峰市中の建物に月の光が反射して淡くピンクがかって見えるのだ。こんな日は滅多にない。
キマイラ序章/不夜城のキマイラたち❷
息を切らせながら走り続ける呉の目に、商店街のアーケードと隣接するビルの隙間が映る。(…これだ!)
呉は黒いスーツをはためかせながら咄嗟(とっさ)の判断でビルの隙間に入り、大きな体を縦にして蟹這いのような体勢で息を潜めた。数分もたたないうちにC機関のカーキ色の制服がすぐ目の前を通り過ぎて行く。
(…やり過ごせたか? )頭をもたげた小さな不安に呉は隙間から顔だけを少し出して周囲を伺う。通りには誰もいない。冷えた夜の空気が鼻腔を刺激して気持ちよい、そのままホッと一息つくと冷や汗がどっと吹き出した。脚が震えて口の中がひどく渇いていた。
キマイラ序章❸
そのまま呉が細いビルの壁面と商店街の隙間を抜けるとひらけた場所に出た。
ふと、やわらかい色の明かりが目に入る。横一列で右と左に分かれて祭りなどでしか見られないような夜店がセピア色ののぼり旗を掲げている。遠くのほうに昭和初期のようなビルヂングがあり、夜空に屋上から放たれた広告の役目を果たすアドバルーンが浮いている。
キマイラ❸
続き
***
【喫茶 アンティーク】
昭和の時代にタイムスリップしたような街並みを眺めながら、コーヒーや紅茶・軽食を楽しめると流行った時期があったが、それは一時的だったようだ。今では客の入りもまばらで来るのはよほどの物好きか、常連客だけ。
***
キマイラ断章❶
「腐敗と死臭」
肉が好きだ。とびきり上等なものよりも腐りかける直前のもののほうが俺の好みだ。
腐敗した肉の匂いは死臭に似ている気がする。すえたような酸っぱく、鼻につくようなあの香り。部屋にある肉屋の大きな釣り針みたいなフックに吊るされた肉塊から乾きかけの血でまだらになったあばら骨がのぞいている。
捌(さば)きたての死体/肢体
皮膚の内側のまだ湯気の立つ内臓に夢中で歯を立てる
恍惚と快感
さっき夜間学校の成績通知届いてたらしく、心の準備してないまま見たけどとりあえず全教科通ってたからホッとした…
テストの時にほとんど勉強できてないままやったのとか、解答ぜんぜん書けてないのもあったし自分ではどれか単位落ちたな…と思ってたから。
…これを機に反省して3学期は頑張ろう
C×C(クリエイターとクリーチャーが共に戦う物語)
(なんか最近Fateのサーヴァントとマスターに憧れてるからそんな感じの話が書きたいなって。ただそれだけ)
CC…スマートフォン、パソコン、家庭用ゲームなどで利用可能な《VR・AR》技術アプリケーションツール。ユーザーは誰でもクリエイター登録でき、自分のクリーチャーをドット絵で作成することができる
読み方はシーシー。
クリエイター…CCにユーザー登録した人間
クリーチャー…CCのクリエイターが生み出したキャラクター。様々なクリエイターがいるので姿は多種多様である
CCバトル…クリエイターがクリーチャー同士を戦わせるもの
【クリエイター登録完了。CCへようこそ!】
スマートフォンの画面にCCへのユーザー登録が済んだ証拠を示す文字が浮かび上がる。僕はそのまま、続けてクリーチャー登録に取りかかった。
CCーーとは最近僕の通う中学校で流行っているアプリのことだ。自分でアプリ内にキャラクターを作り、それを他のキャラクターと戦わせることができる。ようするにテレビゲームと一緒。僕も面白半分にアプリを入れた。そのはずだったけれど……
「そろそろ日が暮れる。今回の依頼人との待ち合わせ場所はどこかな、雛子(ひなこ)さん」
黒いコートの男性のほうが赤いフードの少女に尋ねる。雛子と呼ばれた少女は少しの沈黙ののち「……まちあわせばしょ、4-2」と今にも消えそうな声で答えた。
「つばき、おちつかないの?」
「どうしてそう思うんだい」
「だって、さっきからおめんずっとさわってる」
雛子の声は心配そうだ。椿は無意識のうちに顔を貼りつくように覆う仮面を引っ掻くようにして触っていた手を止める。むず痒(かゆ)いような気がする。そんなはずはないのに。
「かゆいの?むずむずする?」
「いや…なんでもないさ」
「そう? じゃあいいけど」
「4年2組に向かおうか。依頼人を待たせるのは良くない」
「…うん」
***
【こっくりさん(狐狗狸さん)】
日本では通常、狐の霊を呼び出す行為(降霊術)と信じられており、そのため「狐狗狸さん」の字が当てられることがある。机の上に「はい、いいえ、鳥居、男、女、0〜9(出来れば漢字で書いた方が良い)までの数字、五十音表」を記入した紙を置き、その紙の上に硬貨(主に十円硬貨)を置いて参加者全員の人差し指を添えていく。全員が力を抜いて「コックリさん、コックリさん、おいでください。」と呼びかけると硬貨が動く。
参考ページ Wikipediaのこっくりさんhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%81%95%E3%82%93
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